復活されたイエスは、弟子たちが集まって「これからどうすべきか」と話している真ん中に立たれたのです。弟子たちは、びっくりした事でしょう。

ルカ24;37,38
彼らは驚き恐れて、霊を見ているのだと思った。すると、イエスは言われた。
「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを起こすのですか。・・・」


イエスが現れたのは幽霊ではありません。ちゃんと足がありました。復活することはイエスが十字架にかかる前に何度も弟子たちに言っておられました。しかし弟子たちは信じなかったのでしょう。

ルカ24:39
「わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉や骨はありません。わたしは持っています。」

復活されたイエスは弟子たちに言われました。「幽霊ならこんな肉もないし足もありません」と。「わたしに触ってみなさい」と。まさしくイエスは幽霊ではありませんでした。

ルカ24:41―43
それでも、彼らは、うれしさのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物がありますか。」と言われた。それで、焼いた魚を一切れ差し上げると、イエスは彼らの前で、それを取って召し上がった。

復活されたイエスは弟子たちに証明するために食べ物を求め、その食べ物を召し上がったと出てきます。そのイエスは今も生きておられるのです。

ヨハネ20:26、
八日後に、弟子たちはまた室内におり、トマスも彼らといっしょにいた。戸が閉じられていたが、イエスが来て、彼らの中に立って「平安があなたがたにあるように。」と言われた。

イエスが「平安があなたがたにあるように」と言われたヘブル語は「シャローム」という言葉です。いまでもイスラエル人はこの「シャローム」という言葉であいさつをします。
それは「皆さん元気ですか。平安がありますように、神と人との平安があるように」という意味です。

ヨハネ20:27
それからトマスに言われた。「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。信じない者にならないで信じる者になりなさい。」

復活を疑うトマスにイエスはご自分の手を見せ、ご自分の脇腹を見せて言われたのです。「まさしくわたしです」と。

ヨハネ20;28、29
トマスは答えてイエスに言った。「わたしの主。わたしの神。」イエスは彼に言われた。
「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」


いま、私たちは復活されたイエスを直接、見ることはできません、しかしイエスは今、聖霊となって信じる人々の心に住んでくださるのです。

使徒1:3
イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。